キャラクター評論家「ろばと でにろう」です。
ウォルト・ディズニーの初代ミッキーマウスの著作権が切れました
ウォルト・ディズニーの短編映画「蒸気船ウィリー」に登場する初代ミッキーマウス
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1928年に制作されたウォルト・ディズニーの短編映画「蒸気船ウィリー」に登場する初代ミッキーマウスが、2024年1月1日にパブリックドメイン(共有財産)となりました
。
これは現行のアメリカの著作権法で、著作権の保護期間は95年間となっているためによるものです。
著作権が切れたというのはどういう意味なのでしょうか?
それは、初代ミッキーマウスの二次創作が可能になるということです。
実はウォルト・ディズニーのキャラクターでパブリックドメインとなったのはミッキーが初めてではありません。
2022年に、イギリス児童文学作家A.A.ミルンの「くまのプーさん」の著作権が失効し、翌2023年には、ホラー映画「プー あくまのくまさん」が制作されました。
ホラー映画「プー あくまのくまさん」
そして今回、初代ミッキーマウスの著作権が失効により、ホラー映画「ミッキーマウスのわな」が制作されました。
(なぜホラー映画ばかりなんでしょうかね?)
ホラー映画「ミッキーマウスのわな」
ここで注意が必要なのは、今回著作権が切れたのは"初代"ミッキーマウスであり、現行のミッキーマウスではない、という点です。
初代ミッキーマウスと現代のミッキーマウスにはいくつかの違いがあります。
初代には現代のミッキーマウスが身に付けている手袋と特大の靴が無く、また目も小さな黒い楕円(だえん)形で、瞳は描かれていません。
なので、現行のミッキーマウスをはじめとした他のキャラクターに対する著作権侵害は、今後もディズニーは断固とした対応を行なうので注意しましょう。
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キャラクター評論家 ろばと でにろう
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